スマホ119 社長の手記
社長ブログ視点と、本音と、物語。
修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。
手を動かした分だけ、書ける。
▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)
皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)
今日は、あまり社長っぽくない話をします。
僕、プログラムを書きます。
本業は修理屋です。プログラマーではありません。独学です。それでも、けっこう書きます。
なんでか、という話をさせてください。

きっかけは「面倒くさい」でした
昔、通販もやっていた時期がありました。
ネットショップに商品を登録するんですが、これがとにかく面倒で。
商品名を入れて、価格を入れて、説明文を書いて、写真をアップして、カテゴリを選んで、保存。それを何十件も、何百件もやるわけです。
一件あたり数分でも、積み上がるととんでもない時間になります。
で、あるとき思ったんですよ。
「これ、人間がやる作業じゃないな」
だから、作りました
結果的に作ったのが、商品を自動でアップするツールでした。
やることは単純です。用意した商品データと写真のフォルダを、画面にドラッグして落とす。あとは自動で全部登録されていく。
それだけです。それだけなんですが、丸一日かかっていた作業が数分になりました。

初めてちゃんと動いたとき、画面の前で「おおお」と声が出ました(笑
あの感覚、実は3Dプリンターで部品ができたときとまったく同じなんですよ。
頭の中にあった「こうなってほしい」が、目の前で形になる。素材が樹脂かコードかの違いだけで、やってることは同じモノづくりだと思っています。
買えばいいのでは、と言われます
よく言われます。「そういうのは買えばいいじゃないですか」と。
そのとおりです。世の中には便利なサービスがたくさんあります。
それでも自分で作る理由は、3つあります。
1.うちのやり方に、ぴったり合わせられる
既製品って、だいたい「うちのやり方を、ソフトに合わせる」ことになるんですよね。
そうすると、便利になったはずなのに、変な手順が増えたりする。自分で作ると、うちの現場の流れそのままに作れます。
2.中身が分かっているから、直せる
これは修理屋の性分そのものです。
買ったものが壊れたら、待つしかない。でも自分で作ったものは、おかしくなった場所を自分で開けて直せる。
機械もソフトも同じで、僕は「中が見えないもの」に落ち着かないんですよ。
3.作れると、頼めるようになる
これが意外と大事でして。
全部を自分で作る必要はないんです。でも、作る側の苦労が分かっていると、頼み方が変わる。
「これ簡単でしょ」と無茶を言わなくなるし、逆に「そこは削れますよね」と言えるようにもなる。

今は、社内の仕組みを自分たちで作っています
今うちで動いているものの多くは、自分たちで作ったものです。
- 店舗ごとの売上や修理データを、毎朝まとめて見られる画面
- お客さまからのお問い合わせを、店舗ごとに振り分けて管理する仕組み
- ブログや記事づくりを助けるツール
- 予約の受付と、スタッフへの通知
どれも派手なものじゃありません。現場が「面倒くさい」と言っていたところを、ひとつずつ潰しているだけです。
正直に言うと、失敗もたくさんあります。作ったけど誰も使わなかったもの、途中でやめたもの。数えたくないくらいあります(笑
でも、うまくいったものが1つ残ると、それはずっと働き続けてくれるんですよね。人が休んでいる間も動いている。これがソフトのすごいところです。
そしてAIが来ました

ここ数年で、いちばん変わったのがこれです。
正直、昔は「作りたいけど、そこまでの腕がない」で諦めていたものがありました。
今はAIに相談しながら書けます。分からないところを聞ける。書いたものを見てもらえる。
これ、独学の人間にとってはとんでもなく大きいんですよ。隣に、いつでも聞ける人が座っているようなものですから。
もちろん、AIが全部やってくれるわけじゃありません。何を作りたいのかを決めるのは、こっちの仕事です。そこは変わっていません。
むしろ、作るのが速くなったぶん、「で、何を作るの?」が問われるようになったなと感じています。
修理屋がプログラムを書くと、どうなるか

結局のところ、僕がやっていることは全部つながっています。
壊れたiPhoneを開けて、どこで電気が止まっているかを探す。
動かないプログラムを開けて、どこで処理が止まっているかを探す。
同じなんですよ、これ。
「なんとなく動かない」で終わらせずに、順番に切り分けて、原因を1つに絞り込む。ハンダゴテを持つかキーボードを打つかの違いだけで、頭の使い方はまったく同じです。
だからうちのスタッフには、興味があるならどんどん触ってみろと言っています。修理がうまい人は、だいたい理屈を追うのもうまいので。
「面倒くさい」は、けっこういい入口です

最後にひとつ。
何かを作るきっかけって、たいてい立派な理由じゃないんです。
僕の場合はいつも「面倒くさい」から始まっています。
同じ作業を三回やったら、四回目は仕組みにできないか考える。それだけのことなんですけど、これを12年やってきたら、けっこういろんなものが自動で動くようになりました。
もし今、毎日同じ作業でうんざりしている人がいたら。それ、たぶん仕組みにできます。
僕もまだまだ勉強中です。今日もなんか作ってると思います(笑
スマホやパソコンのことで困ったら、お気軽にご相談下さい^^)
スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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