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沖縄のスマホ修理のお医者さん

スマホ119 社長の手記

社長ブログ視点と、本音と、物語。

修理の話より、その奥の話を。息子の割れたiPhoneを自分で直した日から、沖縄で店を続けてきた僕が、現場で考えたこと・好きなモノづくりのこと・うまくいかなかった日のことまで、飾らずに書き残していきます。

富村スマホ119 代表 富村 浩樹
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社長の作業机の墨絵イラスト(iPhone修理の道具と3Dプリンター、釣り竿、眠る愛犬) 手を動かした分だけ、書ける。
台風で停電したとき、スマホをどう守るか|沖縄の備え・社長ブログ
2026.08.15 0

▼ この記事を、ショート漫画にしました(タップで再生・音が出ます)

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皆さまこんにちは!スマホ119の富村です^^)

8月です。沖縄は本格的に台風シーズンですね。

毎年この時期、うちの店には決まった相談が増えます。

今日は修理屋の立場から、台風でスマホをどう守るかを書いておきます。来る前に読んでおいてほしい話です。

台風で停電した沖縄の家でスマホの残量を気にする4コマ漫画

いちばん困るのは、停電です

台風というと風と雨のイメージですが、スマホに関していうといちばん怖いのは停電です。

沖縄の場合、長いときは数日止まります。僕も何度も経験しました。

で、停電するとどうなるか。

  • スマホが充電できない
  • Wi-Fiのルーターが止まるので、家のWi-Fiが使えなくなる
  • 結果、みんながモバイル回線を使うので電波が混む
  • 電波が悪いと、スマホは電波を探して電池を余計に食う

この最後がポイントです。停電中はスマホの電池が普段より早く減ります。

「なんか今日、減りが早いな」と感じるのは気のせいじゃありません。

台風が来る前に、やっておくこと

台風が来る前にやっておく4つの備えを示す図

ここが本題です。来てからでは遅いので、予報が出た時点でやってください。

1.モバイルバッテリーを満充電にする

当たり前に見えますが、いちばん忘れられています。

そしてモバイルバッテリー自体が古い場合は、その前に確認してください。何年も使っているものは、思ったより容量が減っています。

膨らんでいたら使わないでください。台風で家が揺れる中、膨らんだ電池を枕元に置くのは危ないです。

2.懐中電灯を用意する(スマホのライトを使わない)

これ、意外と大事です。

停電するとスマホのライトを使いたくなりますが、ライトは電池をかなり食います

連絡手段であるスマホを、懐中電灯として消費するのはもったいない。百均の懐中電灯でいいので、別に用意してください。

3.大事なデータを、家の外に逃がす

これは修理屋として、いちばん言いたいことです。

台風の被害って、浸水があるんですよ。

スマホが水没する。パソコンごとやられる。家の中のバックアップも一緒にダメになる。

だから「家の中に全部ある」状態はけっこう危ないんです。クラウドでも、実家に置いた外付けでもいいので、物理的に別の場所にあるのが理想です。

4.充電は「早めに、こまめに」

台風が近づいてきたら、減ってから充電するのではなく、こまめに満タンに戻す

いつ止まるか分からないので、常に高い状態にしておくのが正解です。

停電したあと、電池を持たせる方法

停電中に電池を持たせる方法を効果の大きい順に示した図

実際に停電したら、こうしてください。

効果が大きい順に

  1. 画面の明るさを下げる — いちばん効きます。スマホの電気は画面がいちばん食う
  2. 使わないときは機内モードにする — 電波を探し続けるのを止められる。ただし着信も止まるので、時間を決めて確認する運用に
  3. 低電力モードにする — 裏で動く処理が減る
  4. 動画とゲームを我慢する — 画面+通信+処理でトリプルパンチです
  5. 使わないアプリを閉じる

とくに機内モードは効果が大きいです。電波が不安定な場所ほど、スマホは必死に電波を探して電池を使うので。

「連絡が来るかもしれないから」と気になるのは分かります。なので「1時間に1回だけ機内モードを解除して確認する」という使い方をおすすめしています。

濡れたときに、絶対にやってはいけないこと

濡れたスマホにやってはいけない4つのことを示す警告図

ここは強く書きます。台風のあと、水没の相談が必ず増えます。

そして、やってはいけないことをやってしまって、直せたはずのものが直せなくなるケースが本当に多いんです。

× 電源を入れる/充電する

これが最悪です。

水が入った状態で電気を流すと、基板がショートして本当に壊れます。濡れただけなら助かったものが、通電した瞬間に終わります。

濡れたら、まず電源を切る。そして充電しない。

× ドライヤーで乾かす

気持ちは分かるんですが、これもダメです。

熱で内部の部品がやられますし、風で水が奥に押し込まれます

× 振って水を出す

同じ理由です。入っていなかったところまで水が回ります。

× 米に入れる

昔から言われる方法ですが、修理屋としてはおすすめしません。

表面の湿気は多少取れますが、中に入った水には届きません。そのあいだに腐食が進みます。あと米の粉が端子に入ります。

○ 正しい対処

  1. すぐ電源を切る
  2. ケースを外し、タオルで外側の水を拭く
  3. そのままできるだけ早く修理店へ

水没は時間との勝負です。中で腐食が進むので、早ければ早いほど助かる確率が上がります。

うちの水没修理でも、「濡れてすぐ持ってきた人」の成功率は明らかに高いです。

停電中、スマホでできる意外な備え

圏外でも見られるように事前に画面保存しておくべきものを示す図

いくつか、実際に役立ったことを書いておきます。

ハザードマップと避難場所を、先に画面保存しておく

ネットが繋がらないと調べられません。スクリーンショットで保存しておけば、圏外でも見られます。

大事な連絡先をメモしておく

これも紙かスクリーンショットで。スマホの電池が切れたときに、公衆電話や家族のスマホから連絡できます。

停電中は、車での充電がけっこう有効

沖縄は車社会なので、これは実用的です。

ただしエンジンをかけずに充電し続けると、車のバッテリーが上がります。ここは気をつけてください。あと車庫の中でエンジンをかけっぱなしにしないこと。

復旧してからも、油断しないでください

停電復旧後と台風後の湿気に注意すべきことを示す図

最後にもうひとつ。

停電が復旧した直後、電圧が不安定になることがあります

そのタイミングで充電器を挿していると、まれに充電器やスマホ側がやられることがあります。

気になる方は、復旧してしばらく経ってから挿すようにしてください。

あと、台風が過ぎたあとは湿気がすごいです。沖縄の場合、これが地味に効きます。

直接濡れていなくても、湿気で端子が腐食することがあるので、充電口に違和感があったら早めに見せてください

備えの半分は、たぶん気持ちの問題です

いろいろ書きましたが、正直に言うと、僕も毎回バタバタします(笑

予報が出てから慌ててモバイルバッテリーを探す。懐中電灯の電池が切れている。あるあるです。

それでも、スマホの充電だけは早めにやっておく。これだけで、停電中の安心感がまったく違います。

連絡が取れるというのは、それだけで気持ちが落ち着くんですよ。

沖縄で暮らしていると台風は避けられません。うまく付き合っていきましょう。

台風のあとで水没や充電の不具合が出たら、できるだけ早く持ってきてください。お気軽にご相談下さい^^)



スマホ119は沖縄県内に店舗を構えるスマホ・iPhone修理店です。画面割れ・バッテリー・水没・データ復旧など、お気軽にご相談ください^^)
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